NEWSセントラル愛知交響楽団からのお知らせ

2021年11月5日角田鋼亮 常任指揮者の任期を3年間延長

セントラル愛知交響楽団は、このたび常任指揮者 角田鋼亮氏との契約を3年延長し、2025年3月までといたしました。
角田氏は2019年4月の常任指揮者就任以来、幅広いプラグラミングで聴衆を魅了し、当団独自の響きを築くために数々のプロジェクトを実践、その成果は各方面から高い評価をいただいております。
これからは、定期公演の他、多くの方々に楽しんでいただける新たなシリーズを企画するなど、意義ある創立40周年(2023年)を角田氏と共に迎え、更なる発展を目指してまいります。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

 公益社団法人セントラル愛知交響楽団

 

《常任指揮者 角田鋼亮よりメッセージ》
この度、セントラル愛知交響楽団の常任指揮者としての任期が2024年度まで延長されました。セントラル愛知交響楽団は2021年4月から公益社団法人となり、今まさに組織変革の時を迎えています。演奏面においても、楽団員、事務局、指揮者の三者がこれまで以上に盛んに意見交換する機会を重ね、より一丸となって成長を目指しているシーズンとなっています。新たに長期展望を共有し、更なる活動の拡充が期待され、今後が益々楽しみになっていた状況の中での、契約延長を心から嬉しく思っております。そして、これまで以上に幅広い面でオーケストラの発展に貢献できるよう努めたいと、気持ちを引き締めております。
ここ数年の定期演奏会のプログラムを振り返ってみますと、2019年の常任指揮者として1年目のシーズンは「バッハ」から船出。2年目のシーズン前半は、コロナ禍において非常に舵取りが難しい時期に差し掛かりましたが、定期演奏会再開後からは各回で多くのクラシック音楽が生まれたヨーロッパの国ごとに寄港し、3年目のシーズンは更にバッハの影響を追うべく、時にはブラジルまで帆を進める事になりました。例えどんな風が吹いても前に進む帆船のように、オーケストラという船に沢山の帆を設置しつつ、これからもお客様と様々な音の風景を見る旅に出かけたいと思っております。今後とも私たちの活動にご注目頂けましたら幸いです。

角田鋼亮